もし明日死ぬとしたら今日をどう生きるのか?
明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ。
"Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever."
何年か前に交通事故にあった。
人生で初めて救急車で病院に運ばれた。
そして人生で初めて入院した。
自分でお風呂に入れない。
自分でトイレにすら行けない。
食事の内容も時間も選べない。
自由と美味しい食べ物を愛する僕にとって、病院での入院生活は不自由極まりなかった。すごくストレスだったので無理を言って一般的な入院期間よりかなり早めに退院した。
だけどそれも悪いことばかりではなく、退院してからは当たり前の生活にとても感謝できるようになった。
好きな時に
自分でトイレに行ける。
自分でお風呂に入れる。
好きなモノを自由に食べられる。
それは本当は最高に幸せなコトだったんだって、失って改めて気づけた大切なコト。
退院して数ヶ月経って、骨折が完治した後は幸い後遺症は何も残らなかったけれど折れた骨の矯正の為に取り付けた金属は今でも体内に残っている。
事故った後しばらくは、「人はいつ死ぬかわからない。いつ死んでも後悔しない生き方をしよう」ということばかり考えていた気がする。
もう習慣化されてしまって意識的には思わないけれど、今でも何かを選択するときの基準に「死ぬ時に後悔しないのはどちらか?」ということが無意識に頭にあると思う。
人が死ぬ時に後悔することはなんだろう?
本や映画にもそういう題材のものはたくさんあるけれど、本当にもし明日自分が死んでしまうとしたら、後悔することはありませんか?
もしあるとしたら、それを変えられるのは今だよ。
17歳の時、「その日1日を人生最後の日だと思って過ごせ」という言葉に出会った。その言葉は深く印象に残り、以来33年間、毎朝鏡を見て自分自身に問いかけた。「もし今日が人生最後の日だったとしたら、今日しようとしていることを私はしたいだろうか?」その答えが、何日も続けて ”No” だった時にはいつも、何か変えるべきことがあると知ることができた。
・やりたくもないことはやらない。心にもないことは言わない。
・やりたいこと、行きたい場所、食べたいモノ、挑戦したいことがあったら、積極的に行動する。
・「美味しい」「ありがとう」「大好き」感謝と愛をできるだけ相手に伝える。
特別な事は何もないけれど、こんなことを意識しながら今の僕はいつ死んでもいいと思えるように毎日を生きています。
- 作者: エリザベス・キューブラー・ロス,デヴィッド・ケスラー
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/25
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
- 購入: 48人 クリック: 398回
- この商品を含むブログ (372件) を見る