目標を達成するのに必要なのは2つだけ。
ある旅を通じて学んだこと。
長い道のりを歩いて旅したことがある。
ある目標に向かって、遥か長い道のりを延々と歩き続けた。
そして一ヶ月以上、ただひたすらに歩き続けてなんとかやり遂げた。
目標は達成した。
それなのに、終わった時は疲れ果てていて、ただ『終わったな』って感じただけだった。
しばらく経って旅の疲れも取れた頃、ものすごく大事なことに気づいた自分を発見した。
何かを達成する為に必要なことは“たった2つ”だけだったんだ。。
はじめること
1つ目は“はじめる”こと
宝くじは買わなければ当たらないように、目標は始めなければ達成されない。
「何を当たり前のことを言っているの?」
今、そう思った人ほど、胸に手を当てて自分の過去を振り返ってみて欲しい。
当たり前すぎて気がつかないけれど、意外とここでつまづいている場合が多いんだ。
大切なのは「どこに行くか?」
つまり「何を目標にするのか」ということ。
人の意見はどうでもいい。
自分の心の声をよく聞くこと。
どこに行くかが決まったら
それを「必ずやり遂げる」と決心すること。
そこがスタート。
あきらめないこと
2つ目は“あきらめない”こと。
できるなら、やめずにとにかく続けたほうがいい。
だけど、どうしても止まってしまう時、休みたい時だってあると思う。
そんな時は一度止まってもいい。
そして少し休んでから、もう一度歩き出したらいい。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」??
ノンノン。
「あきらめないかぎり、Never Ending Storyや!」
とにかく大切なのはあきらめないこと。
「もう無理かもしれない‥」という悪魔の囁きに耳をかさないこと。
自分を信じること。
photo by Evangelio Gonzalez MD
目標達成≠幸せ
そして最後にもう一つだけ大事なこと。
それは『目標達成=幸せ 』ではないということ。
目標を達成したら、たしかに達成感は感じられるかもしれない。そして頑張れば頑張るほど、それは大きいと思う。
だけど結局、達成感なんて長続きしないものなんだ。
目標を達成したら幸せ、という考え方では、幸せを短期間しか味わえない。
ドMの人はそれでいいのかもしれないけど、僕はドMではない。
そもそも幸せは条件で感じるものじゃない。
いつでも感じられるもの。
いつでも感じていいもの。
ミスチルの歌詞に
「愛はきっと与えるでも奪うでもなく 気がつけばそこにあるもの」
って歌詞があるけど、幸せもきっとそんなもの。
幸せを感じるのに、目標を達成するまで待つ必要はないと思う。
目標に向かうプロセスを楽しむこと、そこに幸せを見出すことが大切なんだと思う。
目標に向かうプロセスをどうしても楽しめないとか、目標の為に不幸せになるくらいなら、目標をあきらめる選択肢だって全然アリだよ。
そしてプロセスを楽しめない目標なら、目標自体がどこか間違っている可能性が高い。
目標を決めるのに大切だから、もう一度繰り返す。
他人の意見はどうでもいい。
自分の心の声に従って目標を決めること。
はじめから目標なんてないよって時も、日々に幸せを感じられるなら、それもそれで良いと思う。
でも、何か向かうものがあったほうが日々の生活にハリが出るよね。
photo by Andrew Bartram (WarboysSnapper)
さぁ、次はどこへ向かおうか。