ミニマルからのオプティマル

ゆるミニマルからちょうどいい暮らしへ

ミニマリストはなぜ減らすのか? 減らすメリットと改めて想うこと。

キミ、にゃんで減らしてんの?

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photo by Proyecto Eden

 

 

あるとき、仕事中に話をしていて

長い間ずっとピンと来てなかったことが

急に腑に落ちるのを感じました。

 

あ、そうか!!

 

『ピコーン』と頭の上に電球が光りました。

 

今まで何度も同じような話を聞いたり

本で読んだりしていたはずなのに

 

何かがつながらないというか

納得できないというか

ずっと消化しきれてなかったんです。

 

それがなぜいま??

 

で、その時わかったんです。

 

これはきっと 減らしたことの効果 だ!と。。

 

 

所有しているモノや普段やるコトを減らす

一番のメリットは キャパシティの回復 だと感じています。

 

現代社会は物質・情報過多なので意識せずに暮らしていると

気がつかないうちに自分が本来持っているキャパシティを使い果たしてしまいます。

 

パソコンで言うところの メモリ不足 です。

 

無意識な部分に余計なモノを抱えすぎていて、

本当に力を使いたいところに使えていないんです。

 

特に

  • 読みかけの本
  • 借りたままのCD
  • 返していない手紙
  • 別れたけど忘れられない昔の恋人の写真
  • 果たしていない約束

などなど...

 

『未完了のタスク』は

人のキャパシティを静かに

そして大きく奪い続けています。

 

完了できるタスクは完了し

忘れたいことは忘れてしまい

モノを捨て

やることを減らす。

 

それはタスクマネージャーを起動して

一つ一つのプロセスを終了するのに似ています。

 

管理するものが減ると

なぜかどこかから『気持ちの余裕』が湧いてきます。

 

そしてはじめは減らせば減らすほど

CPUとメモリ(人で言うなら脳みそ)の稼働率が下がって

他の作業に回せるようになり、そちらがサクサク捗りだします。

 

なんかよくわからんけど調子いいかも♪

状態ですw

 

じゃあ、減らせば減らすほどいいの?

極限まで減らしたら最高のパフォーマンスを出せるの??

というと

僕はそうでもないと思います。

 

人として生きている限り捨てきれないもの

捨てないほうが無難なものもあるはずです。

 

それらまで無理に捨てようとするといつか破綻します。

PCも触っちゃいけないファイルを捨てるとOSが壊れますw

 

やっぱり

減らすことは

手段であって目的ではありません。

(※減らすこと自体が好きな人は除く)

 

まずは本来やりたかったことの為に、

キャパシティを回復できれば十分です。

 

 

一番大切なのは、

  • 本当にやりたいことは何か?
  • 自分が望んでいる状態はどんな状態なのか?

それを自覚することだと思います。

 

今の生活がいっぱいいっぱいという人は

理想の姿を思い浮かべるキャパすらなくなってしまっている可能性があるので、

まずは深く考えずに、騙されたと思って(笑)

ガッツリとモノを減らしてみるのがオススメです♪

 

そうすれば何かが見えてくるはず。

 

僕も久しぶりにお正月休みでだいぶモノを減らしたので

最近はやりたいこと・望んでいる状態について

改めて考えなおしています。

 

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photo by Balthus Van Tassel