フタを見つける。
『臭いものには蓋』とはよく言ったもので、自分に不都合なものと向き合わずにサクッと隠しておきたくなるのは、きっと昔から人間の習性の一つなんだろう。
精神的に見たくない、あるいは見るに忍びないものがあると、そこに蓋をして『目を背ける』
そんなときに視力が下がってしまう場合が多いらしい。
真実の世界を見たくない、感じたくないという心の叫びが、文字通り『眼を曇らせる』
それはもしかしたら、短期的に見ると自分の精神状態を保つ為に必要な行動だったのかもしれない。
だけど長期的に見ると結局それはいつか自分を苦しめることになる。
だって蓋をしても“臭いもの”が無くなるわけではないから。
なんだか西洋医学と似ている。
人はよく自分を守る為に無意識に蓋をしてしまう。不快な感情をそれ以上感じないように一部の感情や感覚を閉ざす。
そして、どこに蓋をしてしまったのかわからなくなる。
問題をなんとかやり過ごして、しばらく経つ。
今、何も問題はないはず。。
それなのになぜかまた同じような問題が起こる。もしくはどこからか嫌な臭いがする。原因不明の不快感が‥
それをどうにかするには原因を、“臭いもの”を見つけるしかない。
では一体どこに蓋をしてしまったのか??
初めて視力が悪くなった頃に、何があったのか思い出してみるとわかるのかもしれない。。
- 作者: ジェイコブリバーマン,Jacob Liberman,飯村大助
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